掌/くるみ [シングル]
曲目タイトル: |
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概要
前作「HERO」で活動を再開したものの、鈴木の「諸事情」により本格的な活動の再開が遅れ(『ミュージックステーション』出演時に桜井が発言)、さらに1年をおいての本作発売となった。
Mr.Children唯一の両A面シングルである。両曲のPVはCD EXTRAとして収録されている。
本作からシングルのリリースペースが2005年まで年1枚となっていたが、2006年からは毎年2枚ずつ発売されている。
オリコンチャートで2週連続1位となり、10週連続トップ10入りを記録した。
2004年度の年間チャートでは5位となり、2位の「Sign」と共にトップ10入りとなった。
収録曲
1. 掌
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
テーマは「違うことを前提として人は認め合うことができるのか」で、戦争のことでもあるが、ありふれた日々の食い違いのことでもある。
「Mr.Children Tour 2004 シフクノオト」において、CDにはない歌詞とメロディーが付けられたバージョン(最後のサビがなくなっており、2番のサビの後のCメロが長くなっている)で演奏された。以降、ライブでは定番のアレンジとなっている。
2. くるみ
(作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children)
発売当初はノンタイアップであったが、後にNTTドコモ・NTTドコモ東北CMソングとなった。
桜井が風呂に入っている時に急にメロディーを思いついたという。
桜井曰く、「最初はそう思わなかったけど、この曲がMr.Childrenの原点のような気がする」とのこと。
タイトルは「これから来る未来」を「くるみ」という人物に擬人化したもの。
PV(丹下紘希監督)は、架空のバンドである「Mr.Adults」が登場するストーリー性のあるものである。
このPVは、「SPACE SHOWER Music Video Awards 04」で、「BEST VIDEO OF THE YEAR」と「BEST GROUP VIDEO」の2つの賞を受賞した。
メンバーも「くるみ」のPVが一番好きと公言している。
2007年には松竹系映画『幸福な食卓』の主題歌にもなり、こちらはアレンジを変更し、「くるみ - for the Film - 幸福な食卓」として、29thシングル「しるし」のカップリング曲として収録された。
Mr.Children『掌』の歌詞
Mr.Children『くるみ』の歌詞
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